どのような設備があるのか
どのような設備があるのか
製菓専門学校には、パティシエになるために必要な実習に関する設備があります。
実習室には、実習台・デモンストレーション台がありそこで実践的にパティシエとしてマスターするための学習を行います。
パンや焼き菓子などをつくるために必要なオーブンは学校にもよるものの大型のものが導入されていることが多く、またガスコンロも重要な備えの一つです。
リバースシータと呼ばれる機械やモルダー・大型ミキサーといった実習用の機械も製菓専門学校には備えられています。
リバースシータは、パンやお菓子の生地を薄く均一に伸ばしたいときに使用します。
モルダーは、パンの生地中の空気を短い時間で抜き取っておきたいときに便利です。
もう一つのミキサーは、パン生地をつくるときに使用するほかに生クリームの泡立てなどにも活用可能です。
そのほか、製菓に必要なプロ仕様の器具がそろっています。
知識を学ぶための設備としては、音響機器やスクリーンを備えた教室がありそこで様々なパティシエや飲食店の経営に関連したことを学びます。
学校によっては、図書室がありそこにはパティシエに関する本や雑誌、さらには経営学などを学べる本などが閲覧可能です。
製菓専門学校の授業を通して学べることとは
製菓専門学校の授業で学べることとしては、まず製菓の専門的な技術や知識、というものがその代表格としてあげられます。
具体的に授業を通して学ぶことができる内容は、洋菓子はもちろん和菓子やパンの製菓技術はもちろんのこと、製菓理論や衛生法規、公衆衛生学、食品衛生学、食品学、衛生学、社会学、さらにはPOPデザイン、接客マナー、マネジメントなど非常に多岐にわたります。
一方で、そのいずれの知識も製菓の道で働く上で必要な知識ばかりでありながら、現場で働きつつ学ぶことはなかなか難しいものばかりです。
必要ではあるものの働きながら身に付けられない専門的なそれら知識や技術を、製菓専門学校に通えば学ぶことができます。
また、製菓に関するさまざまな資格を取得する機会や必要な知識を得ることもでき、これらを取得しておくことは就職時大きな強みとなります。
学校選びの際にはより多くの資格を取得できるかを基準に選ぶのも良いかもしれません。